ノビレチンってナニ?
話題の成分ノビレチンとは、どのような成分なのかについて、紹介します。最近、テレビCMなどでも話題の成分ですが、一体どんなものなのでしょう?
注目の新成分ノビレチンとは
ノビレチンとは、柑橘系の植物に多く含まれる成分で、フラボノイドの一種。
みかんやグレープフルーツなどにも含まれていますが、飛び抜けて含有量が多いとされているのが「シークワーサー」なんです。
果実 | ノビレチンの含有量(100g中) |
---|---|
グレープフルーツ | 1mg |
温州ミカン | 24mg |
カボス | 89mg |
ポンカン | 127mg |
シークワーサー | 267mg |
この表から、同じ柑橘系の果実よりも断トツで多いことが分かりますね。
シークワーサーは、沖縄産の柑橘系の植物で、沖縄県北部にある長寿村として有名な大宜味村が日本における最大の産地とされていて、大宜味村で収穫されるものが、日本の生産量の約70%を占めています。
ノビレチンはとっても優秀な成分
「ノビレチン」は、最近その健康や美容への効果・効能が研究され、注目を浴びていています。
また、さまざまな研究から、血糖値の上昇を抑える働きがあることや、発がん抑制作用・慢性リウマチの予防や治療にも効果があることも明らかに。これによって、シークワーサーが一躍、全国的にも有名になったともいえるでしょう。
ダイエット&メタボ予防効果も期待大!
- がんに対する作用
発がん抑制がん細胞増殖抑制、抗がん剤の作用増強、がん細胞のアポトーシス促進白血病細胞分化誘導活性など - メタボに対する作用
脂質代謝改善、抗動脈硬化、血圧上昇抑制、血糖値上昇抑制、アディポネクチン分泌促進など - 炎症関連に対する作用
関節リウマチや変形性関節症の改善および予防、紫外線が誘発する皮膚の炎症の抑制、増殖糖尿病網膜症の改善、アルツハイマー病の予防および治療、記憶障害改善作用、脳内でのβアミロイドの蓄積抑制作用など
このように、身体のさまざまな面の健康をサポートしてくれる優秀な成分だといえます。日々の健康のために、積極的に毎日摂取したいものです。