認知症予防・改善
注目成分「ノビレチン」の中でも特に話題となっている認知症予防・改善効果について、分かりやすく紹介しています。
ノビレチンの認知症への効果とは
シークワーサーに多く含まれるフラボノイドの一種「ノビレチン」ですが、こちらには様々な効能があるとされていますが、中でも認知症の予防や改善にも効果があるという研究結果が出ているそうです。
シークワーサーエキスの中に含まれている有効成分である「ノビレチン」の抗認知症作用について調査・研究したところ、以下のような顕著な結果が報告されたそうです。
- 記憶障害改善作用
- 脳コリン作動性神経変性抑制効果、
- アルツハイマー病の原因物質とされるAβの沈着抑制作用
- 神経成長因子(NGF)
少し難しいですが、記憶障害の改善や、アルツハイマー病の原因物質を抑制するなど、「ノビレチン」の認知症への効果について、大いに期待が高まっているそうです。
「ノビレチン」の認知症予防の研究結果
「ノビレチン」の認知症への効果について、2013年4月には、こんな結果報告も。
- 「国立長寿医療研究センターは、かんきつ類の果皮に認知症の改善や予防の効果があるかを調べる臨床試験を行った。
動物実験では、果皮に多く含まれる成分『ノビレチン』が、認知症の原因物質を減らしたり、記憶障害を改善したりすることを確認した」
(2013年4月2日日本農業新聞より)
またこれからは、シークワーサーの果皮を使った認知症予防の食品開発につなげるため、認知症の患者さんを対象に、「ノビレチン」の摂取を試みているのだとか。
東北大学なども、マウスを使って、「ノビレチン」の認知症への効果を証明しているそうです。
ロイヤルゼリーとの組合せでさらなる相乗効果が
ローヤルゼリーを同時に摂取することで、ノビレチンの効果をさらに高めることが明らかになった研究結果の報告をご紹介。
- 「シークワーサーなどの柑橘類の皮に含まれる成分『ノビレチン』には、認知症の予防や治療に有効な可能性があることを細胞レベルで発見。
さらに、『ノビレチン』とローヤルゼリーを組み合わせると、認知症の予防や治癒に、より有効な可能性があることも細胞レベルで発見した」
これまで、困難とされてきた認知症やアルツハイマーの予防や治療ですが、ローヤルゼリーを同時摂取することで、情報伝達系で重要な働きをするタンパク質が活性化することが確認されたようです。
単独で摂取するときよりも、相乗効果で作用が強まることを明らかになったそうですよ。
また、「ノビレチン」は、アルツハイマーの原因物質とされる「アミロイドβ」という物質の蓄積を抑制する作用があることも確認済み。これらの実験結果からも、認知症やアルツハイマー病への予防や治療の効果が期待できそうです。
これからの研究結果にも、大いに期待したいものです。